認知症パート13 [認知症]

この度、認知症の叔母が施設内で引っ越しをしました。
介護認定2の叔母は比較的軽い病棟にいました。

そこは軽い認知症の方と、歩行困難な方とが一緒に過ごす病棟でした。
比較的、自由度が高く、洗濯物なんかも本人に任していました。

何をするのも本人任せの所があり、
叔母にとっては快適な場所でありました。

しかし・・・・・

叔母の認知症が進み、歩行が困難な事も重なり
この度、重度認知症病棟に引っ越しになりました。

今度の病棟は自由度がかなり少ない。
ロッカーは全て鍵がかかり

叔母の病棟に行くのに2重3重の扉を通っていきます。
叔母の移動は車椅子になっていました・・・・・・

明らかに弱ってきております・・・・・・
叔母は車椅子を押す力がありません。

移動は人の力がないと出来ません。
文句を言うと思ったら・・・・・

「ここは、便利ね・・・・」
「こんな良い施設はないね・・・・」

すっかり弱気な叔母・・・・・
認知症も進んでおります。

僕の名前は「まあくん」しかわかりません。
家の奥さんは抹消されております。

僕は、奥さんのお母さんの旦那だと思われています。
まあ、そんな事は良いのですが・・・・

差し入れにプリンを持って行った時、
叔母はプリンの食べ方が分からなかった・・・・・

スプーンを使って、口に入れる事が分からなかったのです。


「これ、どうやって食べるの?」

「多分、スプーン使って口に入れれば良いんじゃない?」

「おいしいね・・・・」


この前はサンドウィッチを吸っていた。
飲み物と間違えたらしい・・・・・

缶コーヒーが重たくて持てない・・・・・


「これどうやって飲むの?」


飲み方も忘れてしまった。
認知症が進んだと言うより

身体の全ての機能が低下しているようです。
ちょっと心配です・・・・・・

重度認知症病棟はチョッピリ刺激的です・・・・・
口では言えないのですが、スタッフさんに頭が下がります。

それぞれ個性的な方が多く・・・・

いつもニコニコしている方、物を探しているかた、
ひたすら歩いている方、色々な方にお礼を言う方・・・・

結構健康な方が多い・・・・ちょっとビックリ・・・・
明らかに、今までの病棟と違うので家族はドン引きです・・・・・

叔母が快適に過ごせれば良いのですが
叔母の体は限界に近づいているようです・・・・・

僕は、叔母を尊敬しております。
多少、偏屈な所はありますが

優しく、ウィットに飛んでいて
決して泣き言を言わないし冗談が通じるスーパーおばあちゃん!!


おばちゃん!!

これから色々あると思うけど叔母ちゃんにとって
一番良い選択が出来るように頑張るからね・・・・・



おばちゃん!呆け勝ち!!

おばちゃんに幸あれ!!














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